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精神科訪問看護の費用と保険——「お金が心配」な方に知っておいてほしいこと

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
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ご相談内容は適切に管理し、外部に漏れないよう配慮しています。
電話受付:平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
※医療的に緊急なとき(自傷他害の恐れ・命の危険を感じるなど)は、主治医・救急(119)または地域の精神科救急情報センターへご相談ください。

「訪問看護って費用はどれくらいかかるんですか?」——相談の電話をいただくとき、最初にこの質問をされる方がとても多いです。

精神科訪問看護は、医療保険や介護保険、そして自立支援医療制度を使って受けられるため、実際の自己負担は思っているより少ないことが多いです。でも、制度が複雑でわかりにくいという声もよく聞きます。

この記事では、精神科訪問看護の費用の仕組みを、できるだけわかりやすくお伝えします。「お金が心配で相談をためらっている」という方に、まず読んでいただきたい内容です。

精神科訪問看護は何保険で受けるのか

訪問看護には、大きく「医療保険」と「介護保険」の2種類があります。精神科訪問看護の場合は、原則として医療保険が適用されます。

介護保険を持っている方(65歳以上、または40〜64歳で特定疾病の方)でも、精神疾患を主な理由として訪問看護を利用する場合は、医療保険が優先されます。これは精神科訪問看護の大きな特徴で、「介護保険の訪問回数上限を気にしなくていい」というメリットにもなっています。

医療保険での自己負担額の目安

医療保険を使った精神科訪問看護の費用は、以下の計算で出ます。

【訪問看護費用 = 診療報酬点数 × 10円 × 自己負担割合】

30分以上1時間30分未満の訪問1回あたりの費用(精神科訪問看護・指導料)はおよそ5,550円(2024年度)。自己負担が3割の場合は約1,665円/回、2割なら約1,110円/回、1割なら約555円/回になります。

これに加算(深夜・緊急対応など)が付く場合は費用が変わりますが、基本的な通常訪問の場合は上記が目安です。

自立支援医療制度を使うと自己負担が大幅に減る

精神科訪問看護を利用する多くの方が活用できるのが「自立支援医療制度(精神通院医療)」です。この制度を使うと、精神科の通院・訪問看護の医療費が原則1割負担になります。さらに、所得に応じた月額上限額(0〜20,000円)が設定されているため、たくさん利用しても上限以上の負担はかかりません。

たとえば、週2回(月8回)の訪問看護を利用した場合の試算です。

  • 3割負担(自立支援なし):約1,665円 × 8回 = 約13,320円/月
  • 1割負担(自立支援あり):約555円 × 8回 = 約4,440円/月

さらに、月額上限が設定されている場合(中間所得層以下)は、上限を超えた分は支払い不要です。

自立支援医療制度の申請方法

申請先は、お住まいの市区町村の福祉窓口(障害福祉担当)です。必要なものは以下の通りです。

  • 主治医の意見書(指定医療機関の精神科医が記載)
  • 健康保険証
  • 本人の収入状況がわかるもの(市民税課税証明書など)
  • 印鑑・マイナンバー関係書類

申請から交付まで1〜2か月かかることが多いですが、申請した日から適用が始まるため、交付を待たずに利用を開始できます。まだ申請していない方は、ぜひ早めに動いてください。

自己負担上限額の区分——自分はいくら?

自立支援医療の月額自己負担上限は、世帯の所得によって以下のように区分されています。

  • 生活保護受給世帯:0円(自己負担なし)
  • 市民税非課税世帯(低所得1):月2,500円
  • 市民税非課税世帯(低所得2):月5,000円
  • 市民税課税世帯(中間所得1、課税額33,000円未満):月5,000円
  • 市民税課税世帯(中間所得2、課税額235,000円未満):月10,000円
  • 一定所得以上(課税額235,000円以上):上限設定なし(1割負担のみ)

多くの方が月5,000〜10,000円以内に収まります。「高いかも」と心配されていた方も、実際の金額を知ると「思ったより負担が少ない」とおっしゃることが多いです。

訪問回数・時間の制限——週に何回来てもらえる?

精神科訪問看護を医療保険で利用できる頻度は、原則として週3回までです(月12回以内)。ただし、以下の状況では週4回以上の訪問が認められることがあります。

  • 急性増悪・状態不安定のとき(14日間以内の期間限定)
  • 退院直後(退院後4週間以内)
  • 特定の加算要件を満たす場合(複数の事業所が連携する場合など)

訪問時間は1回あたり30分〜90分が一般的です。30分未満でも訪問は可能ですが、費用が減額されます。通常は45〜60分の訪問が多いです。

利用開始までの流れ——申込みから訪問開始まで

精神科訪問看護を利用するには、以下のステップが必要です。

  • ① 精神科・心療内科の主治医に相談する:「訪問看護を使いたい」と伝えると、主治医が「訪問看護指示書」を作成します。これが訪問看護利用の鍵になります。
  • ② 訪問看護ステーションに連絡する:主治医の指示書をもとに、ステーションと契約を結びます。
  • ③ 自立支援医療の申請(まだの場合):市区町村窓口で申請し、受給者証を取得します。
  • ④ 訪問開始:スケジュールを決めて訪問が始まります。通常、相談から1〜2週間で開始できます。

「費用が払えない」という場合——相談できる窓口

それでも「金銭的に余裕がない」という方のための制度や相談窓口があります。

限度額適用認定証

入院などで医療費が高額になる場合、健康保険証と一緒に「限度額適用認定証」を提示すると、窓口での支払いが自己負担上限額までになります。外来でも使用できる場合があります(保険者によって異なる)。

高額療養費制度

同一月内の医療費が一定額(所得に応じて異なる)を超えた場合、超えた分が返還される制度です。後払いになりますが、医療費の負担が重い方は申請することができます。

障害年金・生活保護

精神疾患の重症度によっては、障害年金が受給できる場合があります。また、経済的に非常に困難な状況であれば、生活保護の申請も選択肢です。訪問看護ステーションの相談員やソーシャルワーカーに相談することで、利用できる制度をともに探すことができます。

よくある質問——費用に関するQ&A

Q. 保険証がなくても利用できますか?

A. 保険証がない場合は全額自己負担になります。国民健康保険の未加入の方は、まず市区町村窓口で加入手続きをしてください。無保険状態の解消が最優先です。

Q. 精神科訪問看護と、介護保険の訪問介護は何が違うの?

A. 精神科訪問看護は、精神科または心療内科に通院中の方が利用できる医療サービスです。看護師が精神状態のアセスメント・服薬管理・生活リズムの支援などを行います。介護保険の訪問介護(ヘルパー)は、主に身体介助・生活援助が中心です。両方を併用できるケースもあります。

Q. 入院中でも訪問看護は受けられますか?

A. 入院中は原則として受けられません。退院後に在宅で利用できます。退院前から利用を相談しておくことで、スムーズに開始できます。

Q. 利用をやめたいときは?

A. 利用者のご意向でいつでも終了できます。「状態が安定したからやめたい」「引っ越しする」などの理由でも、違約金などは発生しません。終了前に主治医と相談しながら、段階的に頻度を減らすのが一般的です。

Q. 訪問看護以外に費用がかかるものはある?

A. 交通費は発生しません(訪問看護の報酬に含まれています)。主治医の定期的な通院費・処方薬代は別途かかりますが、これらも自立支援医療の対象になります。

実際の費用モデルケース

具体的なイメージが持てるよう、いくつかのモデルケースをご紹介します(2024年度の診療報酬を参考にした目安です)。

ケース1:週1回、自立支援医療あり(中間所得1)

月4回の訪問。1割負担で約555円×4回=約2,220円。月額上限5,000円以内に収まるため、実際の支払いは2,220円程度。

ケース2:週2回、自立支援医療あり(低所得2)

月8回の訪問。1割負担で約555円×8回=約4,440円。月額上限5,000円以内に収まるため、約4,440円。

ケース3:週3回、自立支援医療なし(3割負担)

月12回の訪問。約1,665円×12回=約19,980円。自立支援医療の申請を強くお勧めします。

このように、自立支援医療を使うかどうかで負担額が大きく変わります。まだ申請していない方は、主治医または訪問看護ステーションに相談してみてください。

精神科訪問看護で実際に何をしてもらえるのか

費用の話をしたところで、「実際に何をしてくれるの?」という疑問も多いと思います。精神科訪問看護師が訪問でできることを整理します。費用に見合うサービス内容かどうか、確認しておきましょう。

  • 精神状態の観察・アセスメント:気分・睡眠・食欲・意欲・対人関係の変化をチェック
  • 服薬管理:飲み忘れ・自己中断の確認、薬の副作用の相談
  • 生活リズムの支援:起床・食事・就寝の規則化、外出の促し
  • 危機介入:希死念慮・自傷・急性症状への対応、主治医への連絡
  • 家族への情報提供:病気の理解・関わり方のアドバイス
  • 社会資源との連携:デイケア・就労支援・ヘルパーなど他のサービスとの調整

「話を聞いてもらうだけでは?」という印象を持つ方もいますが、医療的なアセスメントと主治医への連携、そして生活支援が一体になっています。通院だけではカバーできない「日常の中の変化」を拾えるのが訪問看護の強みです。

まとめ——費用の心配は相談で解決できることが多い

精神科訪問看護の費用は、自立支援医療制度を使うことで、多くの方が月数千円以内に抑えられます。「高いから無理」とあきらめる前に、まず費用の見通しを確認してみてください。制度を知らないまま受けていない方が多いのが現状です。使える制度は積極的に活用してください。

リライフ訪問看護ステーションでは、費用や制度についての疑問にもお答えしています。「自立支援医療の申請の仕方がわからない」「今の状態で利用できるのか確認したい」——そういったご相談も歓迎です。柏原市・八尾市・東大阪市エリアで精神科の主治医のいる方が対象です。「使えるかどうか知りたい」だけでもお気軽にご連絡ください。

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
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