不登校の子どもの自宅支援|精神科訪問看護師ができること【柏原市・八尾市】
心の不調を感じたら、ひとりで抱え込まないでください。
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
「うちの子が学校に行けなくなって、もう1年になります」
「精神科に連れて行きたいけれど、本人が拒否します」
「家から出られない子のために、できることがありますか」
そんなご相談を、私たち訪問看護師は柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市のご家庭から、よくお受けしています。
不登校の背景には、お子さんのこころの不調が隠れていることが少なくありません。学校に行けないお子さんと、ご家庭で日々向き合っているご家族が、孤立しないために。私たちにできることがあります。
本記事では、不登校のお子さんを抱えるご家庭に向けて、精神科訪問看護で何ができるのか、どうすれば利用できるのか、主治医は精神科でないといけないのかといった具体的な内容を、現役の訪問看護師がお伝えします。
目次
この記事でわかること
- 不登校の子どもへの精神科訪問看護の役割
- 小児科の主治医からの指示書でも訪問可能であること
- 中高生のお子さんへの訪問対応の経験があること
- ご家族の負担軽減・サポート内容
- 利用までの流れと費用
- 学校・スクールカウンセラー・主治医との連携
不登校はもう「特別なこと」ではありません
文部科学省の発表によると、令和の時代に入ってから不登校児童・生徒の数は過去最多を更新し続けています。
全国で年間30万人を超える小中学生が、何らかの理由で学校に通えていません。
不登校の背景は、子どもによって本当に様々です
- 学校での人間関係(いじめ・友人関係のこじれ)
- 学業不振・特定の科目への不安
- 朝起きられない(起立性調節障害など身体の不調)
- 学校環境そのものへの強い違和感
- 家庭環境の変化(親の離婚・家族関係)
- 発達障害・感覚過敏
- うつ症状・不安障害
- 場面緘黙
- HSC(敏感な気質)
これらが複雑に絡み合っていることも多く、「これが原因」と一つに特定できないケースが大半です。
「甘え」では絶対にありません
ご家族の中には、「甘えているのではないか」「強く言えば学校に行くのではないか」と感じる方もいらっしゃいます。
しかし、私たちが実際に出会ってきたお子さんたちは、みなさん本当に苦しんでいて、行きたくても行けない状態です。
身体が動かない、起き上がれない、不安で吐き気がする、頭痛がする。
これらは「気のせい」ではなく、こころの不調が身体にあらわれているサインであることが多いのです。
訪問看護で、不登校のお子さんに何ができるのか
「学校の先生でもない、心理士でもない、訪問看護師に何ができるの?」とよく聞かれます。
私たちにできることをお伝えします。
① 自宅という安心できる場所での関わり
不登校のお子さんにとって、自宅は最後の砦です。
そこに外部の人が入るのは、本来ハードルが高いものです。
私たちは:
- 最初は短時間(10〜15分)から
- 玄関先での会話だけでも構わない
- お子さんが負担に感じない頻度・距離感で関わる
「学校に戻れ」とも言わない。「治療しよう」とも言わない。
ただ、定期的にお子さんの様子を見守る存在として、ゆっくり関係を作っていきます。
② 健康状態のチェック
長期間家にいると、生活リズムが乱れがちです。
- 夜眠れているか
- 食事はとれているか
- 身体的な不調はないか
- 朝起きるのが極端につらくないか(起立性調節障害の可能性も)
身体の専門家として、客観的にチェックします。
③ 服薬支援(処方されている場合)
精神科や心療内科にすでにかかっていて、抗不安薬・睡眠導入剤・抗うつ薬などが処方されている場合、飲み忘れがないか、副作用は出ていないかを確認します。
特に思春期のお子さんは、薬への抵抗感が強いことがあります。「飲みたくない理由」を一緒に考え、必要に応じて主治医に伝えます。
④ こころの状態の聞き取り
時間をかけて、お子さんと話をします。
- 今どう感じているか
- 何がしんどいか
- 何を不安に思っているか
- 何が楽しい時間か
評価せずに、ジャッジせずに、ただ聞きます。
「学校の先生やカウンセラーには話せないけど、訪問看護師さんになら話せる」と言ってくれるお子さんもいます。
⑤ 学習・趣味・好きなことのサポート
学校に行けない時間を、無駄にする必要はありません。
- 一緒に好きな本やゲームの話をする
- 興味のある分野(イラスト、音楽、料理、プログラミングなど)を一緒に深める
- 簡単な家事や生活スキルを身につける手伝い
- 必要に応じて、フリースクール・通信制高校・適応指導教室の情報提供
「学校に戻る」だけが正解ではなく、そのお子さんなりの社会との接点を一緒に探します。
⑥ ご家族への支援(これが特に大切)
実は、不登校の子のいるご家庭で、いちばん疲弊しているのはお母さん(保護者)であることが少なくありません。
- 「自分の育て方が悪かったのか」という自責
- 親戚・近所からの目
- 子どもとの距離感に悩む
- 仕事を続けるか辞めるかの葛藤
- 配偶者との意見の食い違い
訪問看護では、ご本人だけでなくご家族のメンタルケアも大切な役割です。
お母さん(お父さん)の話をじっくり聞く時間を、訪問の中で意識的に作っています。
主治医は精神科でなくてOK ── 小児科の指示書でも訪問可能
これは、多くのご家族が誤解されている点です。
訪問看護指示書は、主治医であれば誰でも書けます
精神科訪問看護を受けるためには、主治医からの「訪問看護指示書」が必要です。
ただし、この主治医は、必ずしも精神科医である必要はありません。
- 小児科の主治医
- 心療内科の主治医
- 内科の主治医
- 精神科の主治医
どの診療科の医師でも、訪問看護指示書を発行できます。
中高生のお子さんは、小児科主治医からの指示書が多い
実際、私たちが訪問しているお子さんの多くは、かかりつけの小児科で訪問看護指示書を書いていただいています。
「精神科は敷居が高い」「子どもを精神科に連れて行くのは抵抗がある」というご家族のお気持ちは、よく分かります。
普段から通っている小児科の先生に「訪問看護を頼みたい」とご相談いただければ、指示書を書いていただけることが多いです。
私たちが主治医にご連絡することも可能
「主治医に何て伝えたらいいかわからない」というご家族もいらっしゃいます。
リライフのスタッフが直接、主治医に電話やFAXでご連絡し、訪問看護指示書をお願いすることも可能です。
リライフの小児・思春期への訪問対応
リライフ訪問看護ステーション(柏原市)では、中高生のお子さんへの訪問対応の経験もあります。
ご家庭の状況やお子さんの状態を踏まえ、ケースバイケースで対応の可否を検討しています。
ご相談のうえ、対応可能と判断したケースについて、訪問を承っています。
訪問可能なエリア
- 柏原市全域
- 八尾市
- 藤井寺市
- 羽曳野市
- 松原市
- 富田林市の一部
訪問可能な状態
- 不登校が続いているお子さん
- 起立性調節障害で朝起きられないお子さん
- 場面緘黙のお子さん
- 発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム・LD)のお子さん
- うつ症状・不安症状のあるお子さん
- 自傷行為のあるお子さん
- 思春期特有のメンタル不調
こんな状況のお子さんでも対応します
- 完全に部屋から出てこない
- 親以外の人と話せない
- 訪問看護自体を最初は拒否している(ご家族とのご相談から始められます)
- 昼夜逆転している
- ゲーム・スマホ依存気味
「うちの子は無理かも」と諦めずに、まずはご相談ください。
利用までの流れ
不登校のお子さんで訪問看護を始める場合の、典型的な流れをお伝えします。
ステップ1:まずご家族からご相談
ほとんどのケースで、最初の問い合わせはご家族からです。
- お電話・LINE・メールでお気軽にどうぞ
- ご本人がまだ知らない段階でも構いません
- 状況・ご希望をお聞かせください
ステップ2:主治医の確認
すでに通院しているクリニックがあれば、そちらの先生にご相談ください。
- 小児科でも、心療内科でも、精神科でも構いません
- 「訪問看護指示書を書いてほしい」とお伝えいただきます
通院先がない場合は、柏原市・八尾市・藤井寺市内のクリニックをご紹介できます。
ステップ3:訪問看護指示書の発行
主治医から訪問看護指示書をいただきます。
リライフから直接、主治医にお願いすることも可能です。
ステップ4:初回訪問
まずはご家族との面談から始めます。
- お子さんの状況の聞き取り
- ご家族のご希望
- 訪問計画のご相談
- 重要事項のご説明と契約
お子さん本人が出てこられない場合は、ご家族とのお話だけで初回を終えることもあります。
ステップ5:定期訪問の開始
最初は週1回・短時間から。
お子さんの状態に応じて、少しずつ関係を築いていきます。
「今日は会えなかった」「ドア越しの会話だけだった」という日があっても、構いません。
続けることに意味があります。
費用について
健康保険適用で利用できます。
医療保険の自己負担
- 3割負担の方:1回あたり 約1,800円〜2,500円
- 1割負担の方:1回あたり 約600円〜850円
自立支援医療を利用すると
精神疾患の診断がついている場合、自立支援医療制度を利用できます。
利用すると、自己負担が原則1割になります(上限あり)。
中学生・高校生のお子さんの場合、特に経済的負担を抑えられます。
福祉医療費助成制度(子ども医療費)
柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市など、多くの市で子ども医療費助成が受けられます。
これにより、お子さんの自己負担はほぼゼロになるケースが多いです。
詳細は、お住まいの市役所または当ステーションにお問い合わせください。
学校・スクールカウンセラーとの連携
訪問看護師は、ご希望に応じて学校との連携も行います。
連携の例
- 担任の先生に、お子さんの体調やこころの状態を伝える
- スクールカウンセラーと情報共有する
- 個別の教育支援計画への参加
- 校内委員会への情報提供
- 出席認定(学校側の判断)に必要な情報提供
ただし、学校との連携は必須ではありません。
「学校との関わりは持ちたくない」というご家族のご意向も尊重します。
こんなご家庭で活用されています
訪問看護を利用される不登校のお子さんのご家庭には、さまざまなパターンがあります。
以下は実例ではなく、ご家族から寄せられがちなご相談を一般化した架空の例です。
パターン1:長期不登校で部屋から出てこなくなったケース
学校に行けなくなって長く時間が経ち、自室にこもってしまうお子さん。
ご家族との会話もほとんどない状況。心配したご家族が小児科や心療内科に相談し、訪問看護を勧められて始まった、というパターンが多くあります。
訪問看護師は、最初の数ヶ月はドア越しの会話だけ、ということもあります。
それでも毎週同じ時間に訪問することで、お子さんが少しずつ「外の人がいる」ことに慣れていきます。
ご家族も「専門家に話を聞いてもらえる時間」ができることで、孤立感が和らいだという声をいただきます。
パターン2:身体症状(起立性調節障害など)を伴うケース
朝起きられない、頭痛、めまい、吐き気——身体的な不調から学校に行けないお子さんも多くいます。
ご本人も「怠けているわけじゃないのに」と自分を責めてしまい、悪循環に陥りがちです。
訪問看護では、身体の専門家としてバイタルサインや生活リズムをチェックし、必要に応じて主治医に薬の調整を提案します。
「身体の症状」と「こころの症状」を切り分けずに、両方を見ることができるのが訪問看護の強みです。
パターン3:場面緘黙・対人不安のケース
家族以外とは話せない、外の人と目が合うだけで動けなくなる、というお子さん。
受験や進路の悩みも重なり、本人もご家族も追い詰められやすい状況です。
訪問看護師は最初から「話さなくていい」というスタンスで関わります。
ご本人のペースを尊重し、無言の時間も含めて「ただそばにいる」ことを大切にしています。
時間をかけることで、ぽつりぽつりと声が出るようになるお子さんもいらっしゃいます。
よくあるご質問
Q1:本人が訪問看護を嫌がっています。どうすればいいですか?
最初はご家族とのお話だけから始められます。
ご本人が拒否される場合、無理強いはしません。お部屋の外から「こんにちは」と声をかけるだけ、というやり方もあります。
Q2:精神科に行ったことがありません。それでも利用できますか?
主治医の訪問看護指示書が必要なため、まず主治医を持つ必要があります。
ただし、すでにかかりつけの小児科・内科がある場合は、そちらの先生に相談していただければ、多くの場合は指示書を書いていただけます。
Q3:訪問看護師が来ることで、本人の負担になりませんか?
最初は短時間(10〜15分)から始めます。
本人が疲れている日は、玄関先で「今日は調子どうかな」と声をかけるだけで終わることもあります。
負担にならない関わり方を、お子さんと一緒に作っていきます。
Q4:学校に出席認定してもらえますか?
訪問看護を受けていることが、学校の出席認定の参考情報になることはあります。
ただし、最終的な判断は学校側にあります。私たちが直接、出席を認定することはできません。
Q5:いつまで続ければいいですか?
決まった期間はありません。
お子さんが学校に戻れた、フリースクールに通い始めた、社会との接点ができた、など、ご家族とお子さんが「もう大丈夫」と思える時まで続けます。
途中でやめることもいつでも可能です。
Q6:父親が訪問看護に反対しています。母親だけで決めて大丈夫でしょうか?
ご家族間で意見が分かれることはよくあります。
私たちはご家族の意見の橋渡しをすることもあります。一度、ご家族全員でお話しする機会を持つことをおすすめします。
反対する側の不安や心配を聞き取ることで、解決の糸口が見えることが多いです。
Q7:利用していることを、近所や親戚に知られたくないのですが…
訪問時のスタッフは私服または控えめな制服で、ステーション名のロゴ車両は使用していません。
お住まいの環境に配慮して訪問しています。プライバシーは厳守されます。
Q8:兄弟・姉妹がいます。一緒に支援してもらえますか?
不登校のお子さん本人だけでなく、その兄弟・姉妹もこころに不調を抱えていることがあります。
それぞれが指示書を取得すれば、別々の訪問看護として支援可能です。ご相談ください。
まとめ ── 一人で、ご家族だけで抱え込まないでください
不登校のお子さんを支えるのは、ご家族にとって本当に長く、孤独な道のりです。
学校・主治医・カウンセラー・支援機関、それぞれが一部だけを見てくれますが、生活全体を継続的に見てくれる存在は意外と少ないものです。
精神科訪問看護師は、その役を引き受けます。
- お子さんの心と体の両方を見守ります
- ご家族の負担を一緒に背負います
- 学校・主治医・支援機関との連携の橋渡しをします
- 主治医は、精神科でも、小児科でも、心療内科でもOKです
- 中高生のお子さんへの訪問対応の経験があります
- 子ども医療費助成で、自己負担はほぼゼロのケースが多いです
迷われていたら、まずはご家族だけのご相談から、お気軽にご連絡ください。
お子さんがご相談を知らない段階でも構いません。
「うちでも利用できるかな?」「うちの子は重すぎて無理かも」——そんなお気持ちごと、いったんお話しさせてください。
合同会社フーレ
リライフ訪問看護ステーション
大阪府柏原市 拠点
対応エリア:柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市・松原市・富田林市ほか
ご相談はお電話・LINE・メールから、サイト共通のヘッダー・フッターにあるご連絡先をご利用ください。
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柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市・東大阪市・大阪市対応
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心の不調を感じたら、ひとりで抱え込まないでください。
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「リライフ訪問看護ステーション」
平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
