柏原市のヤングケアラー支援|精神科訪問看護でできること【令和8年度 市子育て世帯訪問支援事業 業務提携先】
心の不調を感じたら、ひとりで抱え込まないでください。
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
「子どもが家事や介護を担っていて、年齢にそぐわない責任を負っているのではないか」――そんな気がかりがありませんか。あるいは、ご自身が精神疾患を抱えながら子育てしていて、「子どもに負担をかけてしまっている」と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。
リライフ訪問看護ステーションは、令和8年度より柏原市子育て世帯訪問支援事業の業務提携先として、ヤングケアラー世帯への支援を行っています。本記事では、ヤングケアラーとは何か、精神科訪問看護でどのような支援ができるのか、柏原市での相談窓口をわかりやすく解説します。
目次
ヤングケアラーとは?
ヤングケアラーとは、本来大人が担うべき家事や家族の世話・介護・看護などを日常的に行っている18歳未満の子どものことを指します。
厚生労働省の調査によれば、中学2年生の約17人に1人、高校2年生の約24人に1人が、家族のケアを担っているとされています。決して「特殊な家庭」の話ではなく、私たちのすぐ身近にいる子どもたちのことです。
ヤングケアラーが担うケアの例
- 精神疾患を抱える親の話し相手・見守り・服薬の声かけ
- 幼いきょうだいの世話(食事の準備、入浴介助、登園・登校の付き添い)
- 身体に障害のある家族の介助
- 認知症の祖父母の見守り
- 家事全般(料理・洗濯・掃除・買い物)
- 家計を支えるためのアルバイト
- 家族の感情面の支え(情緒的サポート)
精神疾患を抱える家庭のヤングケアラー
特に保護者が精神疾患(うつ病・統合失調症・双極性障害など)を抱えている場合、お子さんが知らず知らずのうちに保護者の感情面を支えていたり、家事の多くを担っていたりすることがあります。
外から見えにくく、子ども自身も「家族だから当たり前」と感じていることが多いため、支援につながりにくいのが現状です。
令和8年度 柏原市子育て世帯訪問支援事業について
柏原市では、子育て世帯への訪問支援を強化する取り組みとして「子育て世帯訪問支援事業」を展開しています。リライフ訪問看護ステーションは、令和8年度よりこの事業の業務提携先として、柏原市役所と連携した支援を行っています。
事業の対象となる世帯
- ヤングケアラーがいる世帯
- 保護者が精神疾患を抱えている子育て世帯
- 子育てに困難を感じている世帯
- 養育環境の整備が必要と判断された世帯
リライフが提供できる支援
精神科特化型の訪問看護ステーションとして、リライフは以下の支援を行っています。
- 保護者への精神科訪問看護:お子さんがケア役割から解放されるよう、保護者の症状の安定と日常生活の支援を行います
- お子さん本人への小児精神科訪問看護:ヤングケアラーとしての負担からくる不安・うつ・不眠などへの対応
- ご家族全体のメンタルケア:きょうだいを含めた家族関係への配慮
- 柏原市の関連部署との連携:必要に応じて市役所、学校、スクールカウンセラーとの情報共有
ヤングケアラーが抱えがちな問題
家族のケアを担うことは尊い行為ですが、それが日常化することで、お子さん自身の人生に影響が出てしまうことがあります。
学業への影響
家事や介護に時間を取られ、宿題や勉強の時間が確保できない。授業中に疲れて集中できない。遅刻や欠席が増える――こうした影響が、進学や将来の選択肢を狭めることがあります。
友人関係・社会性への影響
放課後に友達と遊べない、部活動に参加できない、修学旅行や宿泊行事を諦めるなど、同年代との関わりが減ることがあります。「家のことで忙しい」と話せないことで、孤立感を深めることもあります。
身体・精神への影響
慢性的な疲労、睡眠不足、頭痛、肩こり、食欲不振などの身体症状が出ることがあります。また、「自分が頑張らないと家族が崩れる」という強い責任感から、不安・抑うつ・自己否定感を抱える子どもも少なくありません。
「自分がヤングケアラーだと気づいていない」ことも多い
多くのお子さんは「家族のことを助けるのは当たり前」と感じていて、自分が支援を必要としていることに気づいていません。周りの大人が気づいて、支援につなげる必要があります。
柏原市でヤングケアラーが相談できる窓口
柏原市内では、以下のような相談先があります。
柏原市役所 こども家庭関連部署
柏原市役所では、子育て世帯への訪問支援事業を所管する部署が、ヤングケアラーに関する相談を受け付けています。窓口の詳細は柏原市の公式サイトでご確認ください。
学校・スクールカウンセラー
学校の担任の先生やスクールカウンセラーも相談先のひとつです。お子さんが学校で困っている様子があれば、まずは学校に相談する方法もあります。
リライフ訪問看護ステーション
「家族の精神疾患をどう支えればいいか分からない」「子どもに負担をかけている気がする」「自分(保護者)の調子が悪くて子育てが難しい」――こうしたご相談を、リライフでお受けしています。
電話・LINEでお気軽にご連絡ください。お話を伺った上で、必要であれば柏原市役所の関連部署や学校との連携もご一緒に進めます。
リライフがヤングケアラー世帯で大切にしていること
子どもを「ケアする側」から解放することを目指します
ヤングケアラーは、家族を支えること自体が悪いわけではありません。ただ、それが過度な負担になっている場合は、子どもが「子どもらしい時間」を取り戻せるよう、大人がケア役割を引き継ぐことが必要です。
リライフでは、保護者への精神科訪問看護を通じて、結果的にお子さんがケア役割を手放せる環境づくりを支援します。
子ども本人を責めない関わり
「自分が頑張らないと」という強い責任感を持つお子さんに対して、「もう頑張らなくていい」と伝えるのは、実はとても繊細な作業です。お子さんのアイデンティティを否定せず、徐々に役割をシフトしていく関わりを心がけています。
保護者の方も責めません
「自分の病気のせいで子どもに負担をかけている」と自責する保護者の方は少なくありません。リライフでは、保護者の方を責めることなく、症状の安定と生活の立て直しを一緒に進めます。
ご家族全体を支援対象として捉えます
精神疾患は「家族の病」とも言われます。リライフでは、ご本人だけでなく、ご家族全体を支援の対象として、それぞれの方への配慮を行います。
利用までの流れ
柏原市内でヤングケアラー支援・子育て世帯支援をご検討の方は、以下の流れでご利用いただけます。
ステップ1:まずはご相談ください
電話(050-3159-9701)またはLINEで、リライフにご連絡ください。ご本人(保護者)・ご家族・支援者の方、どなたからのご連絡でも受け付けています。
ステップ2:状況の把握・市の事業との連携検討
お話を伺った上で、リライフの精神科訪問看護でサポートできること、柏原市の子育て世帯訪問支援事業との連携でできることをご説明します。
ステップ3:主治医・関係機関との調整
精神科訪問看護を利用される場合は、主治医からの訪問看護指示書が必要です。通院先がない方には、近隣の医療機関のご紹介もできます。
ステップ4:支援開始
訪問頻度・関わり方を、ご家族のご希望に合わせて調整しながら、支援を開始します。
よくあるご質問
Q1. 自分(保護者)が精神疾患で、子どもに頼ってしまっています。相談していいですか?
はい、ぜひご相談ください。「子どもに負担をかけている」と感じている時点で、状況を改善したいというお気持ちがある証拠です。リライフは、保護者の方を責めることなく、一緒に環境を整えていく支援を行います。
Q2. 子どもが「自分は大丈夫」と言っています。本当に支援が必要でしょうか?
多くのヤングケアラーは「自分は大丈夫」と言います。ただ、お子さんに疲れた様子・体調の変化・学業への影響などが見られる場合は、客観的に支援を検討する価値があります。まずは保護者の方だけでもご相談いただけます。
Q3. 親が反対している場合でも、子どもだけ相談できますか?
状況によりますが、お子さん自身が困っている場合は、学校のスクールカウンセラーや柏原市役所の関連部署にご相談いただくのが第一歩です。リライフでも、できる範囲で対応を検討します。
Q4. ヤングケアラーであっても、訪問看護は保険が使えますか?
はい。保護者の方への精神科訪問看護は健康保険の対象です。自立支援医療制度を併用することで、自己負担を軽減できます。お子さん本人への小児精神科訪問看護も、主治医の指示書があれば保険適用です。
Q5. 柏原市以外の地域でも相談できますか?
リライフは柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市・松原市・大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)に対応しています。柏原市子育て世帯訪問支援事業の業務提携は柏原市のみですが、他地域でも精神科訪問看護でのご支援は可能です。
お問い合わせ・LINE相談
「これってヤングケアラーになるのかな?」「子どもに無理させているかも」――そんな段階のご相談を、いつでもお受けしています。
LINEまたはお電話で、お気軽にご連絡ください。ご本人(保護者)・お子さん・ご家族・支援者の方、どなたからのご相談でも歓迎しています。
電話:050-3159-9701(平日・土曜・祝日 8:30〜17:30)
柏原市の小児・思春期向け精神科訪問看護について詳しくは、【柏原市】小児・思春期の精神科訪問看護完全ガイドもあわせてご覧ください。
このような症状でお悩みではありませんか?
精神科訪問看護なら、看護師がご自宅に伺い、あなたの回復をサポートします。
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