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外出が難しくなった方とご家族へ—自宅で支える精神科訪問看護という選択肢

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
ご相談はLINE・お電話・お問い合わせフォームから受け付けています。
LINEは24時間送信可能です。内容を確認後、3営業日以内を目安にご返信いたします。
ご相談内容は適切に管理し、外部に漏れないよう配慮しています。
電話受付:平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
※医療的に緊急なとき(自傷他害の恐れ・命の危険を感じるなど)は、主治医・救急(119)または地域の精神科救急情報センターへご相談ください。

「最近、外に出られない日が続いている」「家族が外出を嫌がるようになった」——そういった状況のなかで、相談先を探されている方が少なくありません。

外出が難しくなる背景には、ご本人なりの理由があります。気分の落ち込み、不安や恐怖、視線や音への過敏さ、退院後の体調の揺らぎ——理由はさまざまですが、いずれも「怠けている」というかたちでは捉えきれないものです。

このページでは、外出が難しい時期に、自宅でできる支援のひとつとして精神科訪問看護がどのように関われるかを整理しました。

ここでひとつ前置きをしておきたいのは、精神科訪問看護は「外出を促す」サービスでも、「外出訓練」を行うサービスでもないということです。訪問看護師の役割は、ご本人の体調や生活状況、不安、通院の継続を、ご自宅で一緒に整えていくことにあります。ご本人の外出を後押しすることが目的のサービスではありません。

柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市・東大阪市・大阪市の一部で、精神科訪問看護を検討されている方の参考になればと思います。


目次

1. 外出が難しい時期も、自宅で支援が受けられます

結論からお伝えします。

外出が難しい時期も、訪問看護師がご自宅まで伺うことで、ご本人とご家族のそばで暮らしを支えていくことができます。「外出できないから医療を受けられない」「家にこもっているから何もできない」——そうした状況に対する選択肢のひとつとして、精神科訪問看護があります。

ただし、訪問看護をご利用いただくためには、以下の条件が必要です。

  • 主治医からの「訪問看護指示書」があること
  • 精神科または心療内科への通院があること(または通院を始める段階にあること)
  • 最終的にはご本人の意向確認が取れていること

訪問看護は医師の指示のもとで行われる医療サービスです。そのため、通院が前提となります。「通院も難しい」「主治医がまだいない」という方は、まずは受診先を見つけるところからのご相談として承ります。地域の医療機関の情報をお伝えすることも可能です。

ご家族からの相談は、いつでもお受けしています。ご本人がまだ訪問看護に前向きでない段階でも、ご家族の状況の整理から始めていただいて構いません。


2. 「外に出られない」状態のよくあるかたち

「外に出られない」と一口に言っても、その状態は人によってさまざまです。ご自身やご家族の状況と近いものがあれば、相談を考えるきっかけにしていただければと思います。

玄関を出るのがつらい

家の中では動けるけれど、玄関を出る一歩が踏み出せない、というかたちがあります。

「靴を履くところまでは行ったけれど、ドアを開けられなかった」「外の空気に触れた瞬間に動悸がした」——そういった場面が続くと、外出そのものへのハードルが高くなっていきます。

通院日に行けなくなる

普段は外出できていても、通院日になると体が動かなくなる、というかたちもあります。

通院の必要性は分かっているけれど、診察室で話すことを考えると気が重い、医療機関までの道のりが負担に感じる——そういった理由で、通院が間遠になっていく場面があります。

買い物や用事だけは行けるが、それ以外は難しい

最低限の用事(買い物、ゴミ出しなど)は行けるけれど、それ以外の外出が一切できなくなる、というかたちもあります。

仕事や学校、人と会う約束、楽しみの外出——「やらなければならないこと」以外のすべてが、エネルギーの中に入らない時期です。

一日のほとんどを部屋で過ごす

家の中の特定の場所(自分の部屋、寝室など)から出るのが難しくなる、というかたちもあります。

家族が同じ屋根の下にいても、顔を合わせるのが難しい、食事も部屋で取る、というように、生活の範囲が極端に狭くなる場面です。

視線や音への過敏さで外に出られない

外の視線、車の音、人の話し声、街の喧騒——そういった刺激への過敏さが強くなり、外出すること自体が大きな負担になる、というかたちもあります。


3. 考えられる背景—「怠け」ではない理由

外出が難しい状態の背景には、ご本人なりの理由があります。「怠け」「甘え」「気のせい」というかたちでは捉えきれない、複数の要素が重なっていることが多いものです。

代表的な背景をいくつかご紹介します。ただし、ここで挙げる背景は「可能性のひとつ」であり、ご本人の状態に対する診断ではありません。最終的には主治医の判断を仰ぐ場面です。

気分の落ち込みで動けない状態

体は健康に見えても、エネルギーが極端に下がっている時期があります。「ベッドから起き上がれない」「服を着替える気力がない」という状態は、意思の力で乗り越えられるものではありません。

不安や恐怖が強い状態

「外に出ると何かが起きるかもしれない」「人に見られている気がする」「電車やバスに乗れない」——そういった不安や恐怖が強くなり、外出のハードルが高くなる場面があります。

視線や音への過敏さ

普段なら気にならない刺激が、強く感じられるようになる時期があります。明るすぎる光、急な音、人の話し声、自分への視線——こういった感覚過敏が、外出を難しくすることがあります。

退院直後の不安定な時期

精神科病院からの退院直後は、生活環境の変化が大きく、ご本人の状態が揺らぎやすい時期です。退院後しばらく外出が難しくなることは、必ずしも「悪化」ではなく、新しい生活への移行のなかで起こり得る変化のひとつです。

服薬の影響や副作用

お薬の影響で、眠気が強い、体が重い、気力が出ないという状態が続くこともあります。服薬と外出の関係について気になることがあれば、主治医にお伝えしていただくのが第一です。

過去の経験との関係

過去の出来事や経験が背景にあり、外出に強い抵抗感が生まれている場合もあります。ご本人だけでは整理しきれない複雑な背景があるとき、信頼できる相手と少しずつ話していくなかで、変化が出てくることもあります。

これらの背景は単独ではなく、複数が重なっていることが多いものです。「これが原因だ」と決めつけずに、ご本人の状態を多面的に捉えていく姿勢が大切です。


4. ご家族や本人が困りやすい点

外出が難しい時期に、ご本人もご家族も、いくつかの困りごとを抱えやすくなります。

ご本人が感じやすい困りごと

  • 外に出られない自分を責めてしまう
  • 家族に迷惑をかけているという罪悪感
  • 「いつまで続くのだろう」という先の見えなさ
  • 通院日が近づくと、行けるか不安になる
  • 家族の心配な視線が、かえって負担になる
  • 自分の状態をうまく言葉にできない

ご家族が感じやすい困りごと

  • どこまで関わるべきか分からない
  • 「外に出てほしい」という気持ちが強くなる
  • 何もしないでいることが正解なのか不安
  • ご本人を励ますべきか、見守るべきか迷う
  • 家族としての関わり方に疲れてくる
  • 周囲(親戚、近所、職場)にどう説明するか悩む

ご家族が「外出を後押ししなければ」と感じて疲れてしまう場面

特にご家族が抱えやすいのが、「ご本人の外出を後押ししなければ」と頑張ることでの疲労です。

  • 何度誘っても断られる
  • 玄関までは来てくれたのに、結局出られなかった
  • 通院日に行けず、自分が連れていけなかったことに落ち込む
  • 「もう少し頑張れば」と思う気持ちと、本人を見て止めたくなる気持ちの板挟み

ご家族の「外出に向かえるようになってほしい」という気持ちは、ご本人を思っての行動です。ただ、その気持ちが強くなりすぎると、ご家族自身が消耗してしまい、ご本人との関係にも影響します。

訪問看護は、ご本人の外出を目的とした支援ではなく、ご本人とご家族の双方が、外出できない時期も穏やかに過ごせるように支える役割です。ご家族の疲労についても、訪問看護師にご相談いただいて構いません。

ご家族からのご相談の流れについては、別記事「ご家族が精神科訪問看護を相談するとき」もご参照ください。


5. 主治医や訪問看護への相談を検討する目安

外出が難しい状態が続いてきたとき、どのタイミングで医療機関や訪問看護に相談するとよいのでしょうか。明確な「この瞬間」はありませんが、目安をいくつかご紹介します。

通院に行けない日が増えてきたとき

通院は精神科の治療の基本です。通院日に行けない日が増えてきたら、主治医に状況をお伝えするタイミングのひとつです。

通院ができない期間が長く続くと、お薬の処方や治療の継続に影響することがあります。訪問看護は通院を「代わりに行うもの」ではありませんが、通院日の翌日に体調をお伝えしたり、次の通院に向けての準備を一緒に整えたりする役割は担えます。

外出できない期間が長くなってきたとき

数日の外出困難であれば、調子の波として捉えられる場面もあります。ただし、それが数週間、数ヶ月と長くなってきたときは、主治医や訪問看護師にご相談いただくタイミングです。

長期化する背景には、いくつかの要素が重なっていることが多く、ご本人とご家族だけで整理するのが難しい場面です。

ご家族が疲弊してきたとき

ご家族側の負担が大きくなってきたときも、相談のタイミングです。ご本人のためだけでなく、ご家族の生活を守るために訪問看護を活用する選択肢があります。

退院直後の不安定な時期

精神科病院からの退院直後で、外出が難しい状態が続いているときも、訪問看護のご相談を検討してもよい場面です。退院前から準備を始めると、利用までの流れがスムーズになります。

ご本人が「相談してみてもいい」と感じたとき

最終的に訪問看護を始めるためには、ご本人の意向確認が必要です。ご本人が「相談してみてもいい」「話を聞いてみる程度なら」と感じた段階で、ご相談を進めていく流れが望ましいかたちです。


6. 精神科訪問看護でできること(そして、できないこと)

外出が難しい時期に、精神科訪問看護でどのような支援が受けられるのか、できないことも含めて整理します。

訪問看護でできること

訪問看護師がご自宅まで伺い、以下のような関わりを行います。

  • 体調の確認:バイタルチェック、生活状況の聞き取り
  • 服薬の確認とご相談:服薬の状況、副作用と感じることなどの整理
  • 不安や困りごとの傾聴:外出に関する不安、日々の心配ごとなどをお話しいただける時間
  • 生活リズムの一緒の確認:起床・食事・就寝のリズム、日中の過ごし方
  • 通院に向けての準備:通院に行けるよう、ご本人のペースに合わせて状況を整える
  • 主治医との連携:家での様子を主治医にお伝えする橋渡し
  • ご家族の相談:ご家族の困りごと、関わり方のご相談

訪問看護師は、ご本人のペースを尊重します。「次の訪問までに外に出られるように」といった目標を一方的に立てることはありません。

訪問看護ではできないこと(よく誤解される点)

訪問看護について、よく誤解される点を明確にしておきます。

  • 外出訓練ではない

訪問看護は、ご本人を外に出すための訓練を行うサービスではありません。外出のハードルが下がるかどうかは、訪問看護の中で副次的に起こることはありますが、それが目的ではありません。

  • 外出を促すサービスではない

訪問看護師から「次の訪問日までに外に出てみましょう」と促すことは基本的にありません。ご本人のペースが最優先です。

  • 外出に同行するサービスではない

通院への同行や、外出への同行・付き添いは、訪問看護の業務範囲を超えます。これらは別の福祉サービス(自立支援・地域生活支援等)の領域です。

  • 診断・治療方針の決定

診断や治療方針の決定は主治医の役割です。訪問看護師は、主治医の指示のもとで関わります。

訪問看護は、ご本人とご家族の暮らしを「自宅で」「ゆっくり」整えていくことに重きを置いたサービスです。外出の有無で結果を測るものではないとお考えください。


7. 通院との関係性—訪問看護を利用するための前提

訪問看護のご利用には、精神科または心療内科への通院が前提となります。これは、訪問看護が医師の指示のもとで行われる医療サービスであるためです。

通院していない場合の進め方

「外出が難しくて、通院もできていない」という方の場合、まずは受診先を見つけ、主治医との関係を作るところから始まります。

ご家族のご相談は、その段階からお受けしています。地域の精神科・心療内科の情報をお伝えしたり、訪問診療を行っている医療機関のご紹介を一緒に考えたりすることが可能です。

通院が間遠になっている場合

通院は続いているけれど、行けない日が増えてきている場合は、現在の主治医に状況をお伝えするのが第一です。

訪問看護は、通院と並行して利用するサービスです。通院をやめて訪問看護だけで継続できるものではありません。「通院に行きづらい時期も、通院を続けられるよう、自宅でも支える」というのが、訪問看護の役割の本質です。

通院と訪問看護の併用については、別記事「通院だけでは支えきれない日々に—精神科訪問看護と通院を併用する意味」もご参照ください。

訪問看護指示書の発行

訪問看護を始めるためには、主治医からの「訪問看護指示書」が必要です。これは、主治医が「この患者さんに訪問看護が必要」と判断したうえで発行する書類です。

訪問看護ステーション側から主治医に依頼書をお送りし、それを受けて主治医が発行する流れになります。ご家族が直接、医療機関に強くお願いに行く必要はありません。


8. リライフ訪問看護ステーションの対応エリアと相談前に整理しておくこと

リライフ訪問看護ステーションは、精神科に強い訪問看護ステーションとして、大阪府東部のエリアで訪問しています。

対応エリア

  • 柏原市(全域)
  • 八尾市
  • 藤井寺市
  • 羽曳野市
  • 東大阪市(南部中心)
  • 大阪市平野区
  • 大阪市東住吉区
  • 大阪市生野区

上記以外のエリアにお住まいの方も、まずはご相談ください。可能な範囲で対応を検討します。

相談前に整理しておくとよいこと

外出が難しい状態についてご相談される前に、以下を整理しておくとスムーズです。

ご本人について

  • 通院中の医療機関名(通院していない場合はその旨)
  • 主治医のお名前(分かれば)
  • いつ頃から外出が難しくなってきたか
  • 一日の生活の様子(起床、食事、家の中での過ごし方)
  • 服薬状況

ご家族について

  • ご本人との関係
  • 同居の有無
  • ご家族として最も困っていること
  • これまで試してきた関わり方

お住まいについて

  • お住まいの市町村
  • 訪問可能エリアに含まれるかどうか

「すべて完璧に答えられないとご相談できないのでは」と思う必要はありません。お分かりになる範囲でかまいません。ご相談の中で、一緒に整理していくこともできます。

私服での訪問

リライフは、私服で訪問するスタイルを採用しています。社名入りの車両も使用していません。「ご近所の目が気になる」という方にも、安心してご利用いただける環境を整えています。外出が難しい状態のご本人にとっても、家の中に「医療職」が来るという感覚が和らぎやすい配慮です。


9. まとめ:外出できない時期も、自宅で支えられる選択肢があります

外出が難しい状態には、ご本人なりの理由があります。「怠け」や「気のせい」ではなく、複数の要素が重なって起こることが多いものです。

訪問看護は、ご本人の外出を目的としたサービスではありません。外出が難しい時期に、自宅で体調や生活状況、不安、通院の継続を支えるためのサービスです。

訪問看護のご利用には、主治医からの訪問看護指示書と、精神科または心療内科への通院、そして最終的にはご本人の意向確認が必要となります。「通院も難しい」「主治医がまだいない」という段階のご相談もお受けしています。

ご家族が「外出を後押ししなければ」と頑張りすぎて疲れてしまっているときも、訪問看護にご相談いただける場面です。ご家族の困りごとも、訪問看護師が一緒に整理するお手伝いをします。

外出の有無で、ご本人やご家族の頑張りを測る必要はありません。家の中で、できることから少しずつ整えていく時期があってよいのです。


ご相談はこちらから

リライフ訪問看護ステーションでは、外出が難しい時期のご本人・ご家族からのご相談をお受けしています。柏原市・八尾市・藤井寺市・羽曳野市・東大阪市・大阪市の一部に訪問しています。電話・LINE・お問い合わせフォームから、お気軽にご相談ください。

「ご本人がまだ訪問看護に乗り気でない」「通院していない」「主治医にどう伝えればいいか迷う」という段階でも構いません。ご家族のお気持ちの整理から、ご一緒に進められます。

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
ご相談はLINE・お電話・お問い合わせフォームから受け付けています。
LINEは24時間送信可能です。内容を確認後、3営業日以内を目安にご返信いたします。
ご相談内容は適切に管理し、外部に漏れないよう配慮しています。
電話受付:平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
※医療的に緊急なとき(自傷他害の恐れ・命の危険を感じるなど)は、主治医・救急(119)または地域の精神科救急情報センターへご相談ください。
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