音楽活動とこころのケア|精神科訪問看護師が語る「歌・音楽」の力【柏原市・八尾市】

「リライフ訪問看護ステーション」
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目次
音楽活動とこころのケア|精神科訪問看護師が語る「歌・音楽」の力【柏原市・八尾市】
「最近、何もする気がおきない」「気持ちが沈んで外に出られない」──そんな方の傍らで、音楽がそっと心の扉を開くことがあります。
リライフ訪問看護ステーションでは、通常の訪問看護に加えて、デイサービスや有料老人ホームへの訪問時にギター・ウクレレを使った音楽会(生演奏・歌)を取り入れた活動を行ってきました。この記事では、そこで実感してきた「音楽のちから」と、精神科訪問看護との関係についてお伝えします。
音楽がこころに届く理由
音楽は、言葉よりも先に感情に触れることがあります。うつ状態や不安が強い方は、言葉を交わすだけで疲れてしまうこともありますが、なじみのある歌や音楽には「自然と口ずさみたくなる」という独特の引力があります。
音楽が自律神経系や感情に影響を与えることは、多くの臨床研究で確認されています。日本音楽療法学会も音楽療法の有効性についてガイドラインをまとめており、うつ状態の緩和や対人交流の促進に一定の効果があることが示されています。
音楽活動がもたらす3つの効果
| 効果 | どういう場面で起きるか |
|---|---|
| 感情の表出 | 言葉にできない気持ちが、なじみの曲の歌詞や旋律に乗って出てくる |
| 対人交流のきっかけ | 「この曲知ってる」「昔よく聴いた」という共有体験が会話のきっかけになる |
| リズムによる安定 | 一定のリズムを聴いたり一緒に歌うことで、呼吸が整い落ち着きを取り戻しやすくなる |
リライフのスタッフが行ってきた音楽会
リライフ訪問看護ステーションのスタッフは、これまでデイサービスや有料老人ホームへの訪問の中で、ギターやウクレレを使った生演奏・歌の音楽会を行ってきました。難しい楽器ではなく、温かみのある弦楽器の音色が場をやわらかくしてくれます。
音楽会の場で印象的なのは、普段あまり話さない方が、なじみの曲が流れた瞬間に表情が変わり、一緒に口ずさんでくださることです。音楽には「言葉の壁」を超えて、その方のもっている力を引き出すような面があると実感しています。
また、音楽会の後は、場の雰囲気が和らぎ、スタッフとの会話や他の利用者さんとのやりとりが自然に生まれやすくなる傾向があります。こうした体験が、訪問看護師としての関わり方にも活かされています。
精神科訪問看護と音楽活動はどう組み合わさるか
精神科訪問看護の役割は、服薬管理や生活リズムの支援、体調の観察など多岐にわたります。その中で「音楽を聴くのが好き」「昔よく歌っていた」という話が出てくることは珍しくありません。
そういった本人の好みや楽しみを生かしながら支援を組み立てることが、精神科訪問看護では大切にされています。音楽は専門的な「音楽療法」でなくても、日常的な楽しみとして取り入れることで、気持ちの安定や生活の質の向上に貢献することがあります。
日常に音楽を取り入れるヒント
- 朝の目覚めに好きな曲を小さな音量でかける
- 気分が落ちているとき、昔好きだった曲を思い出して聴いてみる
- 気に入った曲を一緒に歌う(鼻歌でも十分)
- 家族と「懐かしい曲」を話題にしてみる
無理に「療法」として取り組む必要はありません。自分のペースで、心地よく感じる音楽を生活に取り入れることが大切です。
まとめ
音楽は、精神的なつらさを抱えている方の心に、言葉とは違う形で届くことがあります。リライフ訪問看護ステーションでは、こうした音楽活動を通じた経験も活かしながら、利用者さん一人ひとりの生活と回復を支えていきます。
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市で精神科訪問看護についてご相談がある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
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