SHARE:

うつ病で休職中の過ごし方|焦らず回復するためのポイント【柏原市・八尾市】

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
ご相談はLINE・お電話・お問い合わせフォームから受け付けています。
LINEは24時間送信可能です。内容を確認後、3営業日以内を目安にご返信いたします。
ご相談内容は適切に管理し、外部に漏れないよう配慮しています。
電話受付:平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
※医療的に緊急なとき(自傷他害の恐れ・命の危険を感じるなど)は、主治医・救急(119)または地域の精神科救急情報センターへご相談ください。

「休職中なのに、何もできていない自分が情けない」

「休んでいるのに治っていない気がする。このまま復職できないんじゃないか」

うつ病で休職している方から、こういった言葉を訪問看護の現場でよく聞きます。

休職は「休んでいる」ように見えて、実際は「今の自分に何ができているか・できていないか」を突きつけられる、苦しい時間でもあります。

ここでは、精神科訪問看護師として多くの休職者と関わってきた経験から、「休職中の過ごし方」をどう考えるか、どう組み立てるかを整理します。


まず知っておいてほしいこと:「何もしない」が正しい時期がある

休職直後は、「何かしなければ」と焦る方がほとんどです。しかし、うつ病の回復には段階があり、最初の時期は「何もしない」ことが正しい選択であることが多いです。

回復の3段階

第1段階:急性期(休職直後〜数週間)

この時期の目標は「休む」の一点です。しっかり眠れていない、食事が取れていない、頭がまったく動かない——という状態なら、とにかく身体と脳を休めることが最優先です。

「何か有意義なことをしなければ」という焦りは、この時期には体に毒です。本を読もうとしても読めない、ニュースを見ても頭に入らない——それは「怠けているから」ではなく、「脳がその状態ではない」からです。

この時期にやること:眠ること・食べること・主治医の指示に従うこと。これだけで十分です。

第2段階:回復期(数週間〜数ヶ月)

少しずつ体が動くようになってくる時期です。「昨日より今日の方が少し楽だった」という日が出てきます。ただ、良い日と悪い日の波が大きく、「回復しているのか後退しているのか分からない」という感覚もあります。

この時期から、少しずつ「やること」を増やしていきます。ただし、「良い日が続いているから大丈夫」と判断して一気に活動量を増やすのは危険です。翌日・翌週に反動が来ます。

この時期にやること:生活リズムを整える・短い外出を試みる・好きなことを少しだけやってみる

第3段階:準備期(復職を視野に入れた時期)

毎日の生活が安定し、集中力が2〜3時間続くようになってきた時期です。復職に向けた具体的な準備を進めます。

この時期にやること:生活リズムを就労時間に合わせる・模擬通勤の練習・復職に関する主治医・会社との相談


回復期の過ごし方:具体的な7つのこと

「少し動けるようになってきた」第2段階での過ごし方を、具体的に整理します。

1. 生活リズムを整える

回復のベースになるのが、生活リズムです。起きる時間・寝る時間・食事の時間を一定に保つことが、脳と体の回復を助けます。

最初の目標は「毎日同じ時間に起きる」の一点だけで構いません。何時でもいいので、「今日からこの時間に起きる」と決めて、まずそれだけを守ります。

「休日は遅くまで寝ていいか」という質問をよく受けます。できれば平日と休日で起床時間の差を90分以内に収めてください。体内時計を一定に保つことが、気分の安定につながります。

2. 短い外出を習慣にする

外に出るのがしんどい」という時期でも、「ポストまで行く」「コンビニまで行く」という短い外出を毎日の習慣にしてみてください。

外出の効果は2つあります。一つは、日光を浴びることによるセロトニンの分泌。もう一つは、「今日も外に出られた」という小さな達成感の積み重ねです。

外出の距離・時間は少しずつ増やしていきます。「今日は5分歩けた」「今日は10分歩いた」という変化を、記録しておくと回復の実感につながります。

3. 「好きなこと」を少しだけやる

うつ病の症状として、以前は楽しめていたことへの興味が薄れます。「好きなことをやろう」と思っても、楽しいと感じられない——この状態を「アンヘドニア(快楽消失)」といいます。

この時期は「楽しいと感じられなくても、やってみる」という姿勢が大切です。音楽を聴く・本を少し読む・好きだったゲームを少しやる——楽しいと感じられなくても構いません。「やる行動」が先で、「楽しいという感覚」は後からついてくることが多いです。

一つの活動は、最初は15〜20分で止めてください。「もう少しできそう」というところで止めるクセをつけることが、翌日へのエネルギーを残します。

4. 人と話す機会を持つ

うつ病の休職中は、社会的な孤立が深まりやすいです。「誰かと話さなければ」というプレッシャーを与えたいわけではありませんが、少しの人との接触が気分の安定に効果的です。

家族と短い会話をする、近所のコンビニで店員と挨拶を交わす、訪問看護師に今日の気分を話す——これで十分です。「人と深い話をする」必要はありません。

5. 「やってはいけないこと」を知る

休職中に、回復を妨げやすい行動があります。

  • お酒を飲む量が増える:アルコールは短期的に気分を和らげますが、うつを悪化させます。「眠れないからお酒を飲む」という習慣は、依存症リスクも高めます
  • 昼夜逆転の生活:夜中まで起きていて昼過ぎまで寝るという生活リズムは、体内時計を乱し回復を遅らせます
  • SNSで他人と比べる:「みんなは普通に働いているのに」という比較は自己評価を下げます。休職中はSNSを意識的に減らすことを勧めています
  • 重要な決断をする:「仕事をやめる」「離婚する」などの重要な決断を休職中に行うのは避けてください。うつ状態のときの判断は、回復後の自分の判断とは大きく異なることがあります

6. 回復の記録をつける

「治っているのか分からない」という感覚を持ちやすいのがうつ病の回復期です。毎日、短く「今日の気分(10点満点)」「今日できたこと1つ」を書いておくと、「先月と比べると少し良くなっている」という変化が見えやすくなります。

長い日記を書く必要はありません。スマホのメモに3行だけ書くだけで十分です。

7. 主治医・訪問看護師に正直に話す

「先生に『回復が遅い』と思われたくない」「看護師さんに心配させたくない」と思い、「大丈夫です」と答えてしまう方がいます。しかし、正直に状態を話すことが、適切なサポートを受けるための一番の方法です。

「実は眠れていない」「気分が落ちている日が続いている」「死にたいとは思わないが、消えてしまいたい気持ちがある」——こういったことを正直に伝えてください。


「何もできていない」と感じるときの考え方

「何もできていない自分が情けない」という感覚は、休職中に非常に多くの方が経験します。

しかし、現場で関わってきた経験から伝えたいのは、「何もできていない」は正確な自己評価ではないということです。

「今日は起きられた」「ご飯を食べられた」「外に出られた」「主治医の受診ができた」——これらをカウントしていない方が多いです。重症なうつ状態では、これだけのことをするのに、健康な人の数倍のエネルギーが必要です。「普通のこと」が実は「大変なこと」であることを、自分で認めることが大切です。


休職中の精神科訪問看護の役割

「病院には通えているけど、日々の生活が安定しない」「休職中に一人でいる時間が長く、不安が強まる」という方に、精神科訪問看護は有効です。

具体的には次のような関わりをしています。

週次の体調確認と傾聴:週1回、看護師が自宅に来て「今週はどうでしたか」と話を聞きます。誰にも話せなかった不安や気持ちを話す場として機能します。

生活リズムの記録と振り返り:起床・就寝・食事・外出の時間を一緒に記録し、「先週と比べてどうか」を確認します。「気づいたら昼夜逆転していた」という状態を防ぎます。

復職準備のサポート:「そろそろ復職を考えたい」という段階になったら、生活リズムを就労時間に合わせる、模擬通勤を提案するなど、復職に向けた準備を段階的に進めます。

主治医との連携:「病院で症状を言葉にするのが難しい」という方のために、看護師が観察した状態を主治医に伝えるサポートを行います。


リライフ訪問看護ステーションへのご相談

リライフ訪問看護ステーションは、大阪府柏原市を拠点とする精神科特化の訪問看護ステーションです。

うつ病で休職中の方のご相談を多く受けています。「一人で家にいるのがつらい」「回復しているのか分からない」「復職のタイミングが分からない」という段階でのご相談を歓迎しています。

対応エリア:柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市・大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)

ご相談はLINE・お電話・お問い合わせフォームからどうぞ。

「回復のペースは人それぞれ」というのが、訪問看護師として現場で感じ続けていることです。「自分だけ治りが遅い」と思わないでください。正しいサポートがあれば、少しずつ回復できます。

心の不調は、ひとりで抱え込まないでください。
“精神科に特化”した訪問看護ステーション
「リライフ訪問看護ステーション」
大阪府柏原市・八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市、
大阪市の一部(平野区・生野区・東住吉区など)対応
ご相談はLINE・お電話・お問い合わせフォームから受け付けています。
LINEは24時間送信可能です。内容を確認後、3営業日以内を目安にご返信いたします。
ご相談内容は適切に管理し、外部に漏れないよう配慮しています。
電話受付:平日・土曜・祝日 8:30〜17:30(日曜・年末年始休み)
※医療的に緊急なとき(自傷他害の恐れ・命の危険を感じるなど)は、主治医・救急(119)または地域の精神科救急情報センターへご相談ください。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
あなたへのおすすめ
電話する LINEで相談